2023年度「黒川利雄がん研究基金」による研究助成金の応募要領
1 趣 旨
この基金は、1989年(平成元年)に宮城県対がん協会の初代会長故黒川利雄先生の遺志を受け、がんの予防および早期発見に関する技術の開発等に係わる医師等の研究助成を行い、がん対策の長期的な展望を開くために創設した。
2022年度までに、134人に対し8,670万円の助成金を交付している。
2 研究対象分野と応募資格
我国のがん予防および早期発見に関する技術の開発等、がん対策に係わる研究を行う50歳未満の個人および団体で、
以下の研究分野を対象とします。
なお、公益財団法人宮城県対がん協会の理事または貴所属長の推薦を必要とする。
(1) がんの疫学および集団検診に関する調査・研究・開発
(2) がんの早期発見および治療に関する調査・研究・開発
3 応募件数および推薦件数
同一施設・分野からの応募は1件までとし、推薦件数は1人1件とする。
4 助成金の額
助成総額は220万円とし、研究助成金1件あたり100万円を限度とする。
5 応募方法
応募希望者は、当協会ホームページより申請書類をダウンロードの上、下記住所あてに郵送で申し込むこと。
尚、応募締切期日は、次項のとおりとする。
公益財団法人 宮城県対がん協会 「黒川利雄がん研究基金」事務局 宛
〒980-0011 仙台市青葉区上杉5丁目7番30号
TEL:022-263-1637 FAX:022-263-1548
6 期 日
■ 応募の締切り 2023年3月末日
■ 発 表 2023年5月予定
■ 交 付 2023年6月予定
7 発表方法
選考の結果については、申請者及び推薦者宛に通知する。
8 選考方法
公益財団法人宮城県対がん協会「黒川利雄がん研究基金」運営委員会において審査し、会長が決定する。
9 研究成果の報告
本助成金を受けたものは、翌年3月末日までに研究の成果(業績)を提出することとし、研究が完結していないときは、中間報告として提出すること。
報告書式は問わないが、研究成果を発表した場合は、その別刷りを提出すること(電磁媒体でも可)。
なお、報告書を提出されない場合、または研究の取り止めもしくは中止した場合については、研究助成金の交付は取り消しとする。その場合、研究助成金は速やかに黒川利雄がん研究基金に返金すること。
10 注意事項
本助成金により研究成果を発表する場合は「黒川利雄がん研究基金」によることを明記すること。
【英文】
This work was supported in part by a Grant-in-Aid from
“KUROKAWA CANCER RESEARCH FOUNDATION”
11 宛 先
〒980-0011
仙台市青葉区上杉5丁目7番30号
公益財団法人 宮城県対がん協会 「黒川利雄がん研究基金」事務局
TEL:022-263-1637 FAX:022-263-1548